「うつ病」川柳・短歌⑫
(薬 なかなか上手く効いてくれない)
一粒で
こんなに変わる
こともある
白い絵の具の
一滴のよう
(あんな小さな錠剤1つでも、体と心に大きな反応を及ぼすことがあります。ただね、スカッと良くなるわけではない。不快な副作用と作用?らしきもの(あえて、らしきものといいます)を感じる。なので他の絵の具に白い絵の具を一滴混ぜると、白色にはならないけど、明らかに違った色にはなる。そんな感じ)
「うつ病」川柳 ・短歌⑪
休日か
特に何も
うれしくない
横になって
身体を休める
(これはうつ病の人だけではないかもしれませんね。休日が本当に「休む日」になってしまってます。旅行カバンとか引きずってる人達みるとモヤモヤした気持ちになります)
「最も不幸で苦悩しているで賞」ができたら
何年か前に、テレビだったかな?、本の中でだったかな?
ある評論家みたいな人が
「イチロー(野球のね)は確かにすごいけど、才能に恵まれ、好きなことやって、偉大な評価も得て、お金もたくさんある人間に国民栄誉賞まであげるってんなら、最も不幸で貧乏で病気もしてて苦労している人にこそ、あなたは頑張ってるって称賛をして賞をあげた方が、世の中のためになるんじゃないか」
みたいなことを言ってて、今より病み度が高かった私はそれを聞いて
「それありだよな〜。励みになるし。おれ応募しても最初の選考落ちだろうな〜」
とか思ったなー。
同時に
「結局持つ者はより持ち、持たざる者はより持たなくなるかよっ」
って妬んだりね(笑)
イチローも私なんかには想像できない苦しみや悩みがあるんだろう。
ただ何だか、持つ者と持たざる者の差がスゴすぎねーか人間界って思うときもあります。
人生終わればプラスマイナスゼロっと期待しましょう。
「うつ病」川柳・短歌⑩
今までに
飲んだ薬の
殻集め
山積みしたら
オブジェになるか
(薬の包装ってカラフルじゃないですかー。意外とキレイなオブジェができるかもね)
「うつ病」川柳・短歌⑨
もしかして
明けない夜も
あるのかも
それを思っちゃ
お終いだよねぇ…
(「明けない夜はない」、「止まない雨はない」
私を支えてきた言葉だけど、こういつまでも明けないとね…
うつ病が治らないと焦っているみなさん!大丈夫!!あなたはまだまだ序の口です。5年ぐらい経っちゃったら焦り始めましょう笑)
うつ病でもできるアルバイト⑤その4(倉庫内軽作業)
前回の続きです。
ようやく、うつ病状態でもなんとか落ち着いて働ける仕事にたどり着き、ホッとしていた私ですが、それも長くは続きませんでした。
当時は私は月火木金の週4、午前中4時間働いていたのですが、これは明らかに私の体調からすると働き過ぎでした。
「そんだけ働けてるなら、うつもかなり治ってんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、実際は精神も体も、滅茶苦茶具合悪かったんです(笑)
バイトから帰れば即横になり、夜まで起きません。
バイトのない日は朝から夕方まで寝たきりでした。
うつ病になると、自身の状態が正確に把握できなくなります。
その時は働いてないことへの不安や焦り、「働かなければ治らない」という脅迫的な思考、そしてバイトでも働く事によって、ズタボロになった自尊心を少しでも埋め合わせたかったのでしょう。
そんな状態が長く続くはずはありません。
どのくらいだろ…半年も経たないうちに、元々悪かった体調がさらに悪化、自死が頭に浮かぶことが増えていきました。