そろそろうつ病15年目〜

30代。とりあえず生きていくよ~。10年以上のうつ闘病で体験したこと、感じたこと、考えたこと。何かあなたのお役に立つかも。

「うつ病ブログ」にご用心(情報を得すぎない)

うつ病になってからスマホをいじる時間がヤバい増えました。
今回は「ブログ書いてるお前が何言ってんだ」ってなタイトルの記事ですが、私の中ではけっこう重要なことだったんで。


今は良くも悪くも(悪い面のが多いかな?)、情報が簡単に得られるようになりました。なり過ぎました。
それはうつ病に関しても同様。


これは偏見も少しあるかもしれないですが、うつ病が比較的スムーズに治って元気に暮らしてる人は、わざわざうつ病についてのブログやHPを作ったりしないと私は思っています(笑)



元気になれば病気のことや薬のことを考えることがかなり減るし、それより他のことに意識が向いて、そのために時間を使うでしょう。過去の私もそうでした。

もちろん「自分の経験を役立てたい」って人や、うつ病を機にメンタルヘルスに関心を持って情報発信していきたいって人もいると思います。あと現代はそれで稼げる場合もあるしね。ですが、そういう人は少数なんじゃないかな。



だから私のように長期患っている人、治療が一筋縄で行かない人、本来の自分らしく生きられていない人なんかが、「苦しくて何かしたい!」っていうときの手段の1つがブログなのかなーと。


そんな中、うつ病患者が「うつ病 治らない」とか「(薬の名前) 副作用」とか検索すると、医療事業者のHPに混じって、うつ病の個人ブログなんかがヒットして、ついそれを選んで見てしまう…。

医療事業者のHP見ても大体みんな同じようなこと書いてあるしね。だから個人ブログの内容の方が、何となく魅力的で信憑性があるように思見えてくる。

苦しんでる人が発する情報だからネガな部分も多い。もちろん役立つ、ためになることもあるけど…。大勢いるうつ病患者の中の1人の意見だからね。


人間一人ひとりがこんだけ個体差あって環境も違うんだから、うつ病症状だって人それぞれだし、良くなっていく経過も人それぞれ。うつ病治療はセルフオーダーメイドだよ(休息と服薬のベースは押さえつつね)。


情報、特に偏った情報を得すぎて、混乱しないようにね(自戒)。
では!